元Jリーガーで、現在はスポーツ番組などでサッカー解説を務める昭和40年生まれの長谷川健太が、来季J2で戦うガンバ大阪の新監督に就任することが決定的となった。
長谷川は幼少の頃からサッカーを始め、高校では名門・清水東高校(静岡県)で“清水東三羽烏”と呼ばれ高校サッカーを賑わせた。その後、筑波大学を経て、1988年に日産自動車サッカー部(現在の横浜F・マリノス)へ入部し、Jリーグ発足とともに清水エスパルスに移籍、フォワードとして活躍した。日本代表選手としては、我々の記憶にも新しいあの“ドーハの悲劇”を経験している。引退後は、サッカー解説者を務めながら、大学のサッカーチームで監督として指揮を執り、2005年シーズンからは古巣・清水エスパルスの監督に就任し、6季、指揮をとり、低迷を続けていたクラブを上位へと押し上げた。その後、2010年のシーズンを最後に監督を退き、NHKなどでサッカー解説を務めていた。
その長谷川が、これまでガンバ大阪を含め、3つのクラブチームから監督就任のオファーを受けていたのだが、ガンバ大阪より正式に監督就任要請を受け合意。近日中にクラブから正式に発表される見通しだ。ガンバ大阪は今季17位で終わり、クラブ初のJ2降格が決まった。長谷川は来季、J1復帰を託されるかたちとなる。長谷川率いるガンバ大阪の活躍に注目したい。
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