ナレッジフォアは、新刊書籍『アニメ映画ヒットの法則』を発売した。
映画業界で数十年にわたり「興行」や「宣伝」「配給」の側を取材し続けてきた映画ジャーナリスト・アナリストである斉藤守彦氏によるもので、これまでに雑誌やウェブで連載してきた原稿の中から劇場公開されたアニメ映画作品に関するものを選び、大幅に加筆・改稿し、「アニメ映画興行をヒットさせた関係者たちの取り組み」を一冊にまとめたもの。
著者は『日本映画、崩壊』、『宮崎アニメはなぜ、当たる』、『映画館の入場料金はなぜ、1800 円なのか？』 など映画関連書籍を多く著しており、宣伝や配給の現場担当者への取材、徹底した調査で積み上げたデータの裏付けを元にした新たなニッポンのアニメ史、ヒットアニメ映画の実例集となっている。
・「宇宙戦艦ヤマト」興行会社が主体性を持ち決めた上映
・“作家を守る”出版社の姿勢を活かして作られた「AKIRA」
など、アニメとの親和性の高い昭和40年男にとっても興味深い記事が並ぶ。アニメ映画業界に関心のある昭和40年男ならばぜひ読んでおきたい一冊。四六版並製255Pで価格は1,680円。