昭和40年生まれの俳優・津田寛治が、現代美術家・村上隆が初監督、原案、キャラクターデザインを手がけた映画『めめめのくらげ』に出演する。
津田は北野武監督の『ソナチネ』(1993年)でスクリーンデビューをはたし、映画『模倣犯』で第45回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『樹の海』で第 17回東京国際映画祭特別賞を受賞するなど、映画をはじめテレビドラマやCMなどで活躍を続けている。最近では、テレビ朝日系連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』で刑事役を演じたり、来年2月に公開の竹中直人監督作『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』、3月に放送される『レディー・ジョーカー』に出演をするなど活躍を続けている。
その津田が出演する同作は、村上が10年以上も前から構想を練り温めていたフルCGアニメーション作品の企画をもとに実写化したファンタジー映画。舞台は舞台は東日本大震災後の日本で、小学生の主人公が引っ越し先で大人には見えない謎の生物“ふれんど”と出会い、不思議な日常に巻き込まれていくさまを描く。津田は、主人公の父親役で出演する。村上が初メガホンをとり、描く世界で津田が父親役をどのように演じるのか注目したい。
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