昭和40年生まれのミュージシャン・竹本孝之が、本日開催された『レッツゴーヤングコンサート2012』に出演した。
『レッツゴーヤング』は1974年から1986年までNHKで放送された音楽番組で、昭和40年男も毎回の放送を楽しみに見ていた人も多いのではないだろうか。
放送終了後は、1998年に単発番組で、2012年には“同窓会”として、太川陽介と石川ひとみが司会を務め、放送された。そして本日、東京・NHKホールで『レッツゴーヤングコンサート2012』が開催され、昭和40年男 竹本孝之が登場した。
竹本孝之といえば1981年に『てれてZin Zin』でレコードデビューし、近藤真彦、沖田浩之、ひかる一平、伊藤つかさらと人気を博した。この年に竹本は『ミスターCBSソニーオーディション』で、3万人の応募から見事勝ち抜き、グランプリを受賞している。キャッチーな歌詞が特徴的なこの曲の作詞は、松田聖子の『青い珊瑚礁』や石川ひとみの『くるみ割人形』を手がけた三浦徳子が担当している。「♪てれて~Zin Zin!」と歌う竹本の姿を見れば、高校時代、教室で女子たちが『明星』や『平凡』を広げてキャッキャ騒いでいた光景がよみがえってくるのではないだろうか。
今日開催されたライブでは、竹本はスクールメイツ(風の)バックダンサーをしたがえ、その『てれてZin Zin』を披露。当時の甘いマスクをそのままに、渋みを増した竹本の歌う姿に、客席の女性陣はうっとり。MCでは司会の太川陽介と石川ひとみ、リリーズらと当時の思い出話をし、会場を沸かした。同ライブには、竹本の他に、昭和40年女の柏原芳恵も登場し、『春なのに』と『ハローグッバイ』を歌い、本誌『アイドルを追え!』に登場してくれた大場久美子もコメットさんの主題歌『キラキラ星あげる』と『スプリング・サンバ』を披露した。コンサートの模様は、来年1月12日午後10時からBSスカパー!、同2月17日(時間未定)にCSの歌謡ポップスチャンネルで放送される。ぜひチェックしてみてほしい。口ずさんだあの曲、憧れだったあの女性の歌声に、あの頃の思い出がよみがえることだろう。
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