マキノ出版は書籍『100歳まで切れない詰まらないタフな血管をつくる!』を新たに敢行した。
高血圧、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞…これらはすべて、血管・血液に関わる生活習慣病だ。年間30万人が急性の“血管事故”で亡くなっており、今後も増加することが見込まれている。『昭和40年男』でも、生活習慣病の影響が出始める年齢ということで、健康に関する記事を何度も掲載してきたが、取材するたびに血管と血液の重要性を思い知らされる。身体中のあらゆる部位について取り上げてきたが、どの記事も、結局いきつく先は血管…ということが多い。健康維持とは、つまるところ血管維持なのだ。
本書は、血管を若々しく保つための生活習慣の秘訣を、数多く紹介した血管・血液本である。医師が自ら実践している手法や、専門機関の研究で実際に効果が認められた手法が掲載されているので、いずれも説得力がある。またすぐに始められる手軽なものが多いのもうれしい。
本書の監修は東京医科大学教授・東京医科大学八王子医療センター病院長の高沢謙二氏。加速度脈波の波形解析による血管年齢を発案し、世界的に注目された医師だ。まだまだ働き盛りの昭和40年男だけに、外見だけでなく、血管も若々しく保ちたいところ。その点で専門家が語る強い血管づくりは傾聴に値するのではないだろうか。内容は下記のとおり。
【書籍概要】
書名 『100歳まで切れない詰まらない タフな血管をつくる!
血管のアンチエイジングが寿命を決める』
第1章 「強い血管」をつくれば健康で長生きできる
第2章 血管を強くして健康になる「生活習慣」
スロージョギング/一口30回かむ/腹巻き/背枕 他
第3章 血管を強くして健康になる「食品」
ニンジンジュース/エノキ氷/オリーブオイル/呉汁 他
第4章 血管を強くして健康になる「体操・マッサージ」
足首の曲げ伸ばし/グーパー体操/降圧ツボ押し/ゴキブリ体操 他
定価 1,400円
体裁 四六判ソフトカバー/224ページ