富士重工業は、『フォレスター』をフルモデルチェンジし、発売を開始した。
今回のモデルチェンジで4代目となるフォレスターは、前回に引き続いてボディサイズを拡大し、より広い室内空間を確保する方向に進化した。ラインナップは、大きく2種類用意され、自然吸気エンジンを搭載する2.0iと、ターボエンジン搭載のハイパワーモデル2.0XTとなる。駆動方式は全車4WDだ。
プラットフォームは4代目インプレッサをベースに手を加えたもので、ホイールベースが先代と比較して25mm延長されている。これによって室内スペースも広がり、前後の座席間距離は17mm、後席のニールームは120mm広がった。また、センタートンネルの盛り上がりも先代の約半分となる87mmへと低められた。
パワーユニットはスバル伝統の2L水平対向4気筒エンジンで、148ps/6200rpmと20.0kgm/4200rpmを発生する自然吸気エンジンと、280ps/5700rpmと35.7kgm/2000-5600rpmを発生するターボエンジンがラインナップ。これに一部の6速MT車を除きリニアトロニックと呼ばれるチェーン式のCVTが組み合わされる。
様々な路面状況に対応できる走破力と、スポーティな走行性能は、雪国はもちろん、アウトドア派にも大きな魅力。価格は、2.0iが208万9,500円から。