昭和40年生まれの現代美術家・会田誠のドキュメンタリー映画『駄作の中にだけ俺がいる』が、東京・渋谷円山町のミニシアター・ユーロスペースでレイトショー公開される。
9日に発売した本誌の『荒海に生きるタメ年男』に登場してくれた会田。会田は、絵や写真、映像、立体、漫画、パフォーマンス、インスタレーション、小説など多岐にわたる手法で表現活動を展開している。ヨーロッパやアメリカなど海外でも展覧会を開催しており、今月17日からは、東京・森美術館で、初の大規模個展「会田誠展:天才でごめんなさい」が開催される(2013年3月31日まで)。
映画『駄作の中にだけ俺がいる』では、「会田誠展:天才でごめんなさい」でも展示予定の、サラリーマンの死体の山が続く『灰色の山』という作品を中心に、2009年7月~2010年5月の個展開催まで国内各地と北京での創作活動に密着。そのほか、同じ現代美術家で妻の岡田裕子さんと長男・寅次郎くんとの交流のエピソードでは夫・父としての素顔や本音にも迫っている。タメ年芸術家の活躍を映画で、そして実物に触れに展覧会へ足を運びたい。
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