オンキョーは、iPhoneやAndroidスマートフォンで、圧倒的な立体サウンドを楽しめるワイヤレスミュージックシステム『iLunar(アイルナー) RBX-500』を発売した。
スマートフォンやタブレット端末の普及により、モバイル機器に音楽を保存して持ち歩くことが珍しくなくなっている一方で、イヤフォンやヘッドホン以外での再生手段がないというユーザーもまだ多いのではないだろうか。家庭やクルマなどでもこうしたデジタル音源を楽しむグッズが多数登場してはいるものの、家庭用オーディオとしての普及の本格化はこれからといえる。
今回発売されたBluetooth内蔵ワイヤレスミュージックシステム『iLunar RBX-500』は、これらモバイル機器の音楽を、立体サウンドで楽しむことができるワイヤレススタイルのスピーカー。立体サウンドとはどのようなものか、聞いてみないことにはわからないが、とにかくそのコンパクトなボディからは想像がつかないほど空間全体に音が広がるとされている。
その秘密は内部構造にある。6基のスピーカーユニットと1基のサブウーファーが搭載されており、スイスのSonic Emotion社による独自の信号処理技術が各スピーカーユニットを効率的に駆動し、再生環境にあった音場を自動で形成するという。これによって設置場所や環境に大きく影響されることなく、設置した空間の隅々にまで音が広がるため、リスニングポイントも限定されず、部屋にいる誰もが同じように臨場感のあるサウンドを楽しめるとのこと。また、クリアで伸びのあるボーカル、躍動感のあるスケールの大きな低音にもこだわったチューニングがほどこされ、前述した立体的な音の広がりと相まって、部屋全体が音で包み込まれるような感覚を体感できるのだとか。
端末との接続は、対応するiPod、およびiPhoneならドックコネクタ(30ピン)に直接つなげる他、対応機器ならBluetooth2.1を利用したワイヤレス接続も可能。再生・停止やボリューム調整などの基本操作も手元で行える。
寝室や書斎、子ども部屋など、自宅のパーソナルな使用に適していそうなワイヤレススピーカー。カラーは黒白の二色が用意されており、価格はオープン、実勢価格は3.2万円前後。