キングジムは、資料をなぞったとおりにスキャンして、画像データとして取り込むことができるスキャナ内蔵マウス『マウス型スキャナ』を発売した。
キングジムといえば、ポメラやマメモ、ピットレックといったユニークなビジネスデジタルガジェットを次々に発売しているが、新たなアイテムとして登場させたのがマウスにスキャナ機能を盛り込んだ本製品だ。より手軽に資料をデータ化することができるのがウリで、使い方は専用ソフトを立ち上げてマウス横のスキャンボタンを押して、スキャンしたい対象物の上をマウスでなぞるだけ。なぞった部分がパソコンの画面に表示され、スキャンが終わったら再度ボタンを押して確定させる。スキャンしたデータは、トリミングやコントラストといった機能で編集したり、消しゴム機能で必要のない箇所を削除したりすることもできる。
また、OCR機能も搭載されているため、文字を読み取ってテキストとして保存することも可能。保存形式は、PDFやJPEGなど7種類から選べ、スキャンサイズはA4まで対応している。解像度は最大400dpiまでで、対応OSは、Windows 7(日本語版のみ)。
出先での使用やスキャナを置く場所がない場合、あるいは新聞や大判カタログといった一般的なスキャナにセットできない大きな原稿の一部を取り込みたい際にも便利そうだ。価格は1万1,550円。