昭和40年生まれの映画監督・小沼雄一が監督を務めた映画『都市霊伝説クロイオンナ』が11月3日より渋谷アップリンクXにて、レイトショー公開する。11月中旬からは大阪シネ・ヌーヴォで公開の予定だ。
小沼は大学卒業後、今村昌平監督が創設した日本映画学校に入学し、1995年に卒業制作で監督した映画『チャンス・コール』で今村昌平賞を受賞した。その後、2003年に『自殺マニュアル2-中級編-』で劇場映画監督デビューをはたし、『AKIBA』『童貞放浪記』『結び目』『nude』などを手がけている。
その小沼がメガホンを取った最新作『都市霊伝説 クロイオンナ』は、『都市霊伝説』シリーズの第3弾で、第1、2弾ではキャストやスタッフが実際に心霊現象に見舞われたり、心霊写真も数多く撮影されるなどで話題を呼んだ。そして今回の第3弾は、大都会の中に埋もれながら、人知れず怨霊が増殖を続ける場所、廃工場や廃校、廃病院、廃墟などの心霊スポットに焦点があてられる。深い人間描写に定評がある小沼。小沼が描く、人の心の闇が生む恐怖に注目したい。(と言いつつ、著者は…ホラー映画が大の苦手なので、どなたか、劇場に足を運んだ方、感想をぜひ投稿してください!)
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