フォステクスは、スピーカーの自作を楽しめる『かんすぴ』シリーズを発売する。
自作スピーカーのキットで、フルレンジスピーカーユニット2種、スピーカーボックス、パーソナル・アンプがラインナップ。ユニットを入手し、組み立てるだけで手軽にスピーカー作りを楽しめるという。
フルレンジスピーカーユニット『P800K/P1000K』は、軽量なコーンと高損失ゴムエッジにより明瞭な中高域と適度に制動された低音により、小口径フルレンジならではの定位と音場感を楽しむことができる。コーン紙にはバナナパルプをベースに 2つの異なる物性に調整した木材パルプを混ぜることで軽量ながら十分な剛性と損失を保有。エッジはアップロール形状により高ストローク化している。
また、バスレフ型スピーカーボックス『P1000-E』は、ターミナル、内部配線コード、吸音材を組み込み音質調整済みの専用品。組み立ては内部配線コードをスピーカーユニット端子に接続し、付属のネジでスピーカーユニットを取り付けるだけの簡単作業ですぐに完成させられる。
さらにパーソナルアンプ『AP05』はシンプルなカードサイズの超小型アンプで、出力は5W+5W。PCやメディアプレーヤーなどの各種音楽ソースを入力し、スピーカー端子にスピーカーを接続するだけで使用可能だ。接続用のステレオミニケーブル(0.8m)とスピーカーケーブル(1.5m)×2本や ACアダプターも付属しているので、すぐに接続可能。無信号入力状態が約15分間続くと、自動的にスタンバイモードに切り換わり、再び入力信号が入ると、自動的に電源がオンになって音楽が楽しめる。
この3点があればすぐに自作スピーカーを楽しめる。価格は『P800K』が1,365円、『P1000K』が1,680円、『P1000-E』が1,995円、『AP05』が5,040円だ。