昭和40年生まれのミュージシャン・森友嵐士が、13年ぶりに再結成したロックバンド『T-BOLAN』で全国ツアー中だ。
森友は、1995年に心因性発生障害を患い、歌うことが困難になり、同年の全国ツアーを最後に、活動を休止。その後、T-BOLANは解散した。解散後、森友はメンバーや音楽仲間などの支えを受けながらリハビリを重ね、2009年に一線の活動を再開し、ソロ活動を続けて来た。そして今回、FIELD OF VIEWやB.B.クイーンズ、DEENなど90年代を席巻した3組とともに全国をまわる『BEING LEGEND Tour 2012』への参加を機にT-BOLANは再結成をはたした。
同ツアーは神奈川を皮切りに、11月29日まで17都市19公演を行なう。初日の神奈川でのライブでは、17年ぶりにオリジナルメンバーでステージに立つ森友たちに、1,000人を超えるファンから一斉に「おかえり!」の声がかかったのだとか。長年のリハビリを経て、声を取り戻した森友の、そして再結成をはたしたT-BOLANのステージを見に、会場へぜひ足を運んでみてほしい。
【T-BOLAN】
ボーカル 森友嵐士、五味孝氏(ギター)、上野博文(ベース)、青木和義(ドラムス)からなる4人組ロックバンド。1991年7月に『悲しみが痛いよ』でメジャーデビューし、以降、『離したくはない』『Bye For Now』『マリア』などの数々のヒット曲を生み出した。96年、ベストアルバム『SINGLES』がリリースされミリオンセラーとなる。 99年12 月、解散。そして、2012年、13年振りにオリジナルメンバーで再結成。1990年代のシングル・アルバムの総売上枚数は約1,700万枚
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