ヤマハは、Bluetoothレシーバーを搭載したマイクロコンポーネントシステム『MCR-B142』を11月末に発売する。価格はオープン、実勢価格は4万円前後の見込み。
iPodやスマートフォンなど、広がる音楽の聴き方に合わせ、デザインや音質にこだわったデスクトップオーディオをリリースしているヤマハだが、今回発売する『MCR-B142』は新たにBluetoothレシーバーを搭載。iPhoneやiPod、iPadなどのiOS端末に加え、Androidスマホやタブレット、ポータブルオーディオプレーヤー、PCといった幅広いBluetooth対応機器からの音楽再生に対応するとしている。
好みに合わせて選べるカラフルな10色と躍動感あふれるサウンドが楽しめるBluetooth対応がウリのマイクロコンポで、フロントから天面全体にかけてのインパクトあるカラーパネルが特徴的。レシーバー部とスピーカー部の高さを11cmに揃えた圧迫感を感じさせない、インテリアのアクセントになるスタイリッシュなデザインだ。
充電機能を備えたデジタル接続方式のiPhone/iPodドック、iPadや、USBメモリー内の音楽再生に対応するUSBポートも装備。CDプレーヤーやFM/AMラジオ、外部入力端子も備え、1台でさまざまな音楽ソースの再生に対応する。また、専用アプリ「DTA Controller」を使えばiPhoneが便利なリモコンにもなる。選曲や本体の電源オフ、インプット切り替えのほか、「予約リスト」機能を使って聴きたい曲の事前登録も可能だ。単独で音楽再生アプリとしても使えるという。
液晶部分にはスタンバイ時にも時刻を表示し、CDやラジオなどの好きな音源を設定できるアラーム機能も搭載しているので、毎日の目覚ましにも活躍しそう。しかも独自の「インテリアラーム」機能を使うと、ビープ音設定時刻の3分前から、音源ソースがゆっくりボリュームアップ。鳴り始めにはストレスを感じやすい高周波数帯域をカットし、徐々に再生帯域を広げていくので、快適に目覚められるという。
音質面では、奥行きに余裕を持たせたバスレフ式キャビネットと11cmのフルレンジスピーカーが、パワフルで豊かな低音とクリアな中高音に貢献。独自の「ミュージックエンハンサー」によって、MP3などの圧縮音源も生き生きと蘇らせることができる。また、3バンドイコライザーを搭載しているので、好みの音質に調整可能だ。
メインオーディオとしてはもちろんだが、ちょっとした空間でも気軽に楽しめそうなマイクロコンポーネントシステム。書斎やガレージ、子供部屋などにも置いてみたい1台だ。