トライアンフ ジャパンは、2012年10月1日より『サンダーバードストーム』の発売を開始する。
『サンダーバードストーム』は、よりパワフルなライディングを楽しめるクルーザーモデル。ベースモデルとなる『サンダーバード』に搭載される1,597ccのT-16型水冷並列2気筒エンジンを1,699ccにボアアップしたエンジンは、12馬力UPの98馬力を発揮し、156Nmという強大な最大トルクを2,950rpmという低回転で発生する。
車体は『サンダーバード』と共通だが、同社の『ロケットスリー』や『スピードトリプル』などと同様に2灯ヘッドライトを採用し、個性的なルックスに仕上がっている。サスペンションは47mmフロントフォークと5段階調整式リヤツインショックを組み合わせ、パワフルな310mmフロントダブルディスクと4ピストンキャリパーで構成されるブレーキは、標準装備のABSと共に強力なストッピングパワーを生み出す。
巨大なエンジンを抱え込んだビッグクルーザー独特の乗り味を、さらに刺激的に仕上げた『サンダーバードストーム』。ハーレーなどのVツインとは違ったエンジンフィーリングを楽しめる1台だ。車体色にはファントムブラック、パシフィックブルー/ファントムブラック、クランベリーレッド/ファントムブラックの3色が用意され、価格は単色が176.4万円、ツートンが179万5,500円。今回のモデル追加に合わせてサンダーバードも魅力的な新価格となっている。