昭和40年生まれのパティシエ・鎧塚俊彦が10月1日の『コーヒーの日』にちなんだ新たなスイーツを考案し、発売する。
辛党の昭和40年男にとって、スイーツはあまり馴染みがないかもしれないが、パティシエ・鎧塚俊彦の名前は聞いたことがあるのではないだろうか。鎧塚は、現在、東京・恵比寿や六本木などに店を構えるパティスリー『Toshi Yoroizuka』のオーナーシェフとしてその腕をふるっており、店には鎧塚の華麗なる技巧、こだわりの繊細なデザインの菓子が所狭しとショーケースに並び、毎日訪れる人を魅了している。
そして、来る10月1日は、国際協定によっって10月がコーヒーの年度始めとなることと、日本では秋冬にコーヒー需要が高くなることから、社団法人 全日本コーヒー協会が1983年に『コーヒーの日』と制定されているのだが、このコーヒーの日にちなんで、全国各地のパティスリーやカフェ、和菓子屋などでコーヒーを用いたさまざまなオリジナルスイーツが発売される。鎧塚が展開する『Toshi Yoroizuka Midtown』(東京都港区)でも10月1日から31日までコーヒーを用いたスイーツを同店にて発売する。
鎧塚が作り出したのは、ジャマイカ産ブルーマウンテンを用い、プチガトー、デセール、焼き菓子の3点。プチガトーは、ブルーマウンテンとホワイトチョコのムースを重ね、くるみのキャラメリゼをのばしてアクセントにしたケーキで、デセールは、ブルーマウンテンの山をイメージし、表面を焦がしたキャラメルソースに、サクサクのシューとブルーマウンテンのアイスクリームが添えられている。焼き菓子は、細かく砕いたブルーマウンテンコーヒー豆を食感に加え、ブルーマウンテンならではの香ばしさをいかしている。同店のサロンでは、淹れたたてのブルーマウンテンコーヒーも楽しめるのだそう。また、同店では、初秋第一弾として『さつもいもとほうじ茶のスフレ』『イチジクのミルフィーユ』『フィザリス(ほおずき)』『クープ長野パープル』など旬のデザートも続々登場している。鎧塚の作るスイーツは、素材そのものの甘さを活かした味なので、「甘いものはちょっとなあ」という人もぜひ一度、試してみてほしい。新たな発見に出会えるのではないだろうか。
■『Toshi Yoroizuka Midtown』
東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト1F
営業時間はショップ11:00~21:00/サロン11:00~22:00(L.O.21:00)※火曜日はサロンのみ営業
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