【S40News!】ミラーレス一眼の普及機「FUJIFILM X-E1」が登場。

富士フイルムは、ミラーレス構造をもつハイエンドレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ『FUJIFILM X-E1』を11月上旬より発売する。

『X100』『X10』『X-S1』『X-Pro1』に続く同社Xシリーズにおける新製品で、フラッグシップモデル『X-Pro1』の撮像素子を受け継ぎつつ、ハイブリッドビューファインダーを省略してEVF(電子ビューファインダー)を採用することで小型化、低価格化を図った製品。

『X-Pro1』で高い評価を受けた1630万画素APS-Cサイズ「X-Trans CMOSセンサー」は、独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでモアレや偽色の発生を抑えて解像感の高い撮影を実現している。一方、光学的に得た像と電子情報を同一ファインダー上に表示するハイブリッドビューファインダーは、デジカメ搭載のEVFとしては最高クラスの画素数となる約236万ドットの「有機EL電子ビューファインダー」に置き換えられた(視野率は約100%)。これによって『X-Pro1』の450gから100g減の約350gと小型軽量化を実現している。また、背面モニターは2.8型約46万ドットで、ガイドナンバー7相当の内蔵ストロボも装備。

これに加え、標準ズームレンズ『フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS』も同時ラインナップ。35mm版換算で広角27mmから中望遠84mmまでカバーする交換レンズで、徹底した小型設計が施されているコンパクトさ、広角端開放F値2.8の明るさは様々なシーンで活躍できそうだ。

実勢予想価格はカメラ本体のみで9万円前後の予定。

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