昭和40年生まれの中日・山本昌投手が、8日(土)ナゴヤドームで阪神19回戦で先発した。
2軍で調整していた山本(先日コチラで紹介)は、7月12日の阪神戦以来の先発で、8日の阪神戦で2ヶ月ぶりに1軍マウンドに上がった。この日の山本は、キレのある直球と鋭い変化球を投げ込み、3回には135km/hの直球で8番藤井彰を空振り三振に、4回にも1番大和をストレートで空振り三振で仕留め、今季最速の138km/hもマークした。その後、6回に大和に二塁打を放たれ、鳥谷に四球を与えたところで山本はブランコにボールを渡し、5回1/3を投げ5安打無失点でマウンドを降りた。
先発の役目をはたした左腕は試合後、日刊スポーツの記事(2012年9月9日9時55分 紙面から)によると「今日ぶざまな投球だったら、最後になると思ってマウンドに立った。KOされたらハッキリ(引退を)言うつもりだった」とユニホームを脱ぐ覚悟で挑んでいたことを打ち明けたのだそう。山本はチーム事情により出場選手登録を抹消されるが、自身にとっては現役続行へ光が見えたのではないだろうか。昌さん、またマウンドでバシバシと投げ込む姿を見せてください! 楽しみにしています。
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