【タメ年たちの大活躍!】俳優・古田新太が主演の『奥様お尻をどうぞ』がDVD化。

DVD『奥様お尻をどうぞ』(収録日 2011年8月17日 下北沢 本多劇場/収録時間:本編151分/特典映像 35分)企画・製作:キューブ[発売元]株式会社キューブ ¥5,800

昭和40年生まれの俳優・古田新太が主演し話題となった舞台『奥様お尻をどうぞ』がDVDで発売された。

古田は、チケットの入手が困難と言われている『劇団☆新感線』の看板役者で、誰にもまねのできない破天荒な演技をする唯一無二の存在だ。これまで数々の舞台に出演し、エネルギッシュな迫力ある演技で観客を魅了してきた。映画やドラマにも多数出演し、その独特の演技で強烈なインパクトを放っている。

その古田が主演した舞台『奥様お尻をどうぞ』は、八嶋智人、犬山イヌコ(昭和40年女!)、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一(昭和40年男!)、平岩紙、山西惇、山路和弘という演劇ファンにはたまらないキャスティングで、昨年夏に上演された。DVD発売前に『ぴあ』のインタビューで、古田は同作についてこんなことを語っている。

「この作品は完全にKERAとおいらの、自分たちが若 かった時代へのオマージュ。1980年代に比べて今は、くだらないことだけをやって笑わせる劇団が少ないですよね。ウチの劇団だって当時は“ウンコ”とか “チ○コ”とかっていうヒドい役名が普通にありましたから(笑)。そういうバカバカしい舞台をもっとやれよ!っていう、若い人へのおいらたちなりのゲキなんです」(『チケットぴあ』ニュース/古田新太とKERAが徹底的に“くだらなさ”を追求した舞台 )

同作の前作にあたる『犯さん哉』は、2007年に古田主演で公演され、“この上なく狂暴、極めて不毛”と、演劇界に大きな衝撃を与え、途中で席を立つ観客がチラホラだったのだそうだ。しかし性懲りもなく『犯さん哉』の出演者が再び集結し、前作同様ハチャメチャな展開の舞台となっているようだ。連日満席で舞台を見られなかった人はもちろん、古田の舞台を見たことがない人は見てみてはいかがだろうか。古田をはじめ、演者たちの気迫のこもる演技に知らずと引き込まれるにちがいない。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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