トミーテックは、1970年以降の名車をモデル化しているTOMICA LIMITED VINTAGE NEOシリーズに、3代目セリカを10月に追加する。
3代目は1981年に発売されたA60型である。最後のFR駆動を採用したモデルとして知られ、直線を基調としたボディラインと、ポップアップ式(トヨタではライズアップと呼んだ)ヘッドライトが特徴的だった(マイナーチェンジでリトラクタブルライトに変更)。ボディ形状はクーペとリフトバックの2車種がラインナップしており、エンジンは1600のDOHC、1800のOHC、1800のOHV、2000のDOHCという4種類が用意されていた。
なかでも、今回モデル化されるのは後期型の4AGエンジン搭載の1600GT-R、通称『ブラックマスク』である。80年代初頭のトヨタ車を象徴するシャープで直線的なボディを忠実に再現し、ボディ色は定番中の定番といえる白と、当時らしい銀/グレーの2トーンという2色を採用している。
同時期にセリカXXもラインナップされ、コチラのほうが人気が高かったようだが、そんな人気車はすでにモデル化済みなわけで、あえてこっちを選んでくるところがニクイ。価格はそれぞれ1470円。