まだまだ熱い日が続きそうだが、はやくも9月に突入し、6枚綴りのカレンダーがあと2枚しか残っていない。呑みまくっていたお正月がつい昨日のようだと、月が変わるたびに思う。そしてまたお正月をたぐり寄せたのだなって、どこまで呑んべえなのかと自分に突っ込んでいたりする。平成24年も残り1/3となった今日は、お互いにふんどしを締め直しましょう。
今日は〆切作業を編集部に託し、得意のバイクイベントに出かける。行き先は岐阜県の飛騨で、ちょっとは涼しいだろうか? 作業のすべてが終っていれば、古い街並をゆったり散策なんかして、優雅な時間を過ごしたいところだが、そんなわけにいくはずがなく、クルマに揺られるなかで過激なまでの睡眠不足を補うのが関の山だ。今年のイベント関連の仕事もあと残りわずかとなっていて、予定しているところで残り10本を切った。なんかホントに後半戦だな。
今作っている15号が終ると、今年最後の『昭和40年男』の制作に入る。その次は年内に印刷までを終らせる1月11日発売号になる。これまた恒例の年末進行地獄が待っている。〆切作業まっただ中の昨夜、副編小笠原と「これが終ったら2冊を意識して同時進行だな」との会話になるのだから、どれだけ恐ろしいのかがわかる。それもこれも、お正月が待っているから頑張れるってもの。『昭和40年男』の現場は、僕の仕事人生の中でもっともひどい日程の年末進行となる分、ご褒美のごとくお正月はゆっくりできる。って、9月1日だってのに、こんな妄想で現実逃避しているのだから、今回の〆切がいかに過酷だったかが垣間見えるだろうか。
疲れはあるが、明日のイベントにはもちろん持ち込まず、来ていただいた方に喜んでいただく努力をする。僕自身も目一杯楽しむ。ぜひ近くにお住まいの方は遊びにきてほしい。クルマの駐車場も用意してあるし、家族連れの参加者も多いから安心して楽しめるはず。何があるってわけでないが、カワサキのバイクがどっちゃりあるのを眺めているだけでも楽しい。昭和40年男はバイクブームの洗礼をバッチリ受けているはずだから、乗りたくなってしまうだろうな。
少し前の話で、脳トレの川島教授がバイクと脳の関係に付いて研究なさってくれ、日常的にバイクに乗っている人の脳は活性化されると報告されている。トクホなんかより効果が大きいかもしれない、キチンと成果が見えたのだ。50代が近づいてきた僕らは、冗談抜きでぼけ防止を考え始めるべきらしい。食事や睡眠はもちろんなのだが、趣味の世界で楽しみながらぼけ防止対策ができたら一石二鳥を上回るうれしいことじゃないか。川島教授の発表でおもしろかったのは、スクーターよりもギア付きバイクの方が効果が高いとのことだった。クルマの運転も同様で効果はそれほどのぞめないらしい。ギア付きバイクは究極の趣味ということだな。
というわけで岐阜県近隣在住の皆さん。明日は〆切まっただ中の僕を励まし、かつ、自分のぼけ防止の第一歩を踏み出す絶好の日曜日となる。お気軽に遊びにきてください。ては行ってきます。