ペンタックスリコーイメージングは、26倍ズームの高倍率レンズを搭載しデジタルカメラ『PENTAX X-5』を9月13日に発売する。
コンパクトと一眼レフの中間に位置するモデルで、撮像素子の画像をファインダー内に映し出す電子ビューファインダーを備えている。幅広い撮影領域に加え、被写体に最短1cmまで近づいての撮影が可能な〝1cmマクロ〟モードも備えるなど、1台で多彩な撮影を楽しむことができる。
有効画素数約1,600万画素の1/2.33型CMOSを採用し、これに35mm版換算で超広角22.3mmから超望遠580mmまでの焦点距離、F3.1(広角端)～F5.9(望遠端)の明るさを持ったズームレンズを組み合わせる。背面には3.0型チルト式液晶モニターを搭載。上下に可動し、見やすい角度に調節することができるので、ファインダーを覗きにくい位置での撮影などに配慮している。また、電源には単3形電池を採用しており、海外や外出先でも入手しやすいのも大きな特徴だ。
同社製デジタル一眼レフカメラ『K-5』に通じる高級感あるクラシカルな外観も魅力的。まるで一眼レフカメラのような見た目も物欲を刺激する。実勢予想価格は3万円台半ばとのこと。