ラフォーレミュージアム原宿にて9月7日(金)~19日(水)まで『「尾崎豊特別展」OZAKI20』が開催される。
当時の10代を中心とした若者たちにカリスマ的な人気を誇りながらも1992年、26歳の若さでこの世を去ったシンガーソングライター・尾崎豊。実は1965年11月生まれの昭和40年男なのはご存知だろうか。会社員であれば26歳というと、社会に出てそれぞれの居場所を確保しつつある年齢だろう。ばりばり働きながら、少しずついろんなことが見えてきた頃ではないだろうか。
そんな頃に亡くなった尾崎豊が、この世に残していったさまざまなものが展示される本展覧会では、衣装やギター、学習机などの他、本邦初公開となる本人直筆の創作ノートやカセットテープに残された肉声、等身大の写真など、貴重な品々を見ることができる。総合プロデュースに無名の尾崎を見出した音楽プロデューサー須藤晃氏を迎え、未公開写真を含むすべての写真監修にはオフィシャルカメラマンでアートディレクターの田島照久氏が起用されている。
没後20年を経た今、尾崎豊が何を求め、伝えたかったのか。今、彼が生きていたら、何を語るだろうか。当時のファンだけでなく、同い年の昭和40年男ならそんなことを考えてしまうではないだろうか。観覧料金は前売り1,300円、当日1,500円。