昭和40年生まれのアニメーション監督・渡辺信一郎が手がけたアニメ『COWBOY BEBOP』(カウボーイビバップ)が放送から15周年を迎えた。
渡辺は1994年にオリジナルビデオアニメ『マクロスプラス』で監督デビューをはたし、98年、テレビアニメ『COWBOY BEBOP』で高い評価を得た。その後、時代劇アニメ『サムライチャンプルー』も日本国内外でヒットした。とくに渡辺は、音楽にも造詣が深いため作品づくりにあたっても音楽や音響に対してのこだわりが強く、『サムライチャンプルー』ではヒップホップを取り入れ、04年に公開された映画『マインドゲーム』や08年の『ミチコとハッチン』では音楽プロデューサーとしても活躍をしている。
その渡辺が手がけたアニメ『COWBOY BEBOP』で、渡辺はジャズとアニメーションをセンスよく融合させ、そのクオリティの高さから一躍話題となった。とりわけ、海外での評価が高く、米国の大手アニメ専門チャンネル『カトゥーンネットワーク』では2001年以来、ほぼ途切れることなく現在に至るまで再放送を繰り返しているという人気ぶりを見せている。同作の放映開始から15年を迎えたことを記念し、12月にBlu-ray BOXが発売されることとなったので、まだ見たことのない人はぜひチェックしてみてほしい。放送圏が限られてはしまうが、現在、毎週火曜日、深夜25時からテレ玉でも放送している。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!