【S40News!】ランナー向けリスト型GPS『WristableGPS』。

(左)マルチスポーツモデル『SS-700S』 (右)アスリートモデル『SS-500R』

エプソンは、リスト型GPS機能付きランニング機器『WristableGPS』シリーズを8月23日から発売する。

東京マラソンの人気ぶりを引き合いに出すまでもなく、ランニング愛好家が増えているのは周知のとおりだ。マラソン大会の参加者が急増し、ランニング人口が年10%以上で拡大しているというからすごい。以前から本ブログでもお伝えしているように本誌編集長もそのひとりであるし、多くの昭和40年男が健康・体型・体力維持目的で走っていることであろう。

そんななか、ランニングの記録を測ったり、残したりするランニング機器のニーズが高まっている。『WristableGPS』は高精度のランニングデータを長時間計測でき、装着感、防水性に優れ、ランニングデータを測り、そのデータを記録し、検証することでランニングの記録と効果向上を図るためのGPS機能付きランニング機器である。

(左)FUNランナーモデル『SS-300R』 (右)FUNランナーモデル『SS-300G』

エプソンが独自開発したという低消費電力GPSモジュールにより、最大14時間の長時間稼働を可能にしているのが大きな特徴。このためフルマラソンや耐久マラソンといった長時間レースでも、バッテリー持続時間を気にせず使える。また、薄型・軽量化の他、通気性、操作性にも配慮しているので、装着時の違和感や重さを感じることなく、ランニングに集中できるという。

機能的にもランニングに特化しており、信号や踏切などで立ち止まっている間は自動的に計測を一時的に中断するオートポーズ機能、ラップを任意の距離で自動計測するオートラップ機能、トンネルなどGPS衛星からの信号が受信できない場所でも距離とペースの計測が可能なストライドセンサーなどによりボタンによる操作がなくとも正確な計測が可能だという。さらに『SS-700S』『SS-500R』の2機種は心拍数を測るハートレートセンサーを搭載しているので、有酸素運動の目安として心拍数を測るトレーニングもできるのだ。

測定したランニングやトレーニングの計測データは、USBで繋げば簡単にPCに転送でき、付属の専用アプリケーション『NeoRun』を使えば、走行軌跡の地図表示、速度・勾配のグラフ表示、心拍数、消費カロリーなどを表示・記録することも可能だ。もちろん、GPS機能はランニング以外にも散策や旅行の記録として日記のように活用することもできる。

初心者からフルマラソン等のアスリート志向のランナーまで、幅広いランニング愛好家にうれしい『WristableGPS』シリーズ。高機能なGPSとハートレート測定機能の組み合わせは使い方によってはハイキングやスキーなどさまざまな分野で活用できそうだ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で