昭和40年生まれのデザイナー・ナガオカケンメイが、9月26日から東京・松屋銀座で開催される『銀座目利き百科街2』に出品する。
同展は、さまざまな分野の“目利き人”が、自ら選んだ商品を持ち寄って出店し、来場者は展示されたすべての商品を購入できるというもので、6日間限定で開かれる“商店街”だ。
2010年に開催され、好評を博した同展だが、日本デザインコミッティーが今年創立60周年を迎えることを受けて再び開催することになり、芸術家、デザイナー、建築家、キュレーターから和紙職人、酒の専門家、大学教授、ホテル経営者、プロデューサーなど49人のモノを見る目の力が問われる仕事をしている“目利き人”が、普段では見かけない逸品や希少品、珍品の数々を取りそろえ、展示・販売する。同展は、会場に並ぶ展示商品のみならず、各出品者が工夫を凝らし てつけた屋号も見もので、ナガオカの屋号は『D&DEPARTMENT GINZA 』なのだそう。会期は9月26日から10月1日までの6日間。モノを見る目や選ぶ目を堪能しつつ、たまには思う存分、“買い物”を楽しんでみてはいかがだろうか。
(プロフィール)
ナガオカケンメイ/日本デザインセンター・原デザイン研究室を経て、ドローイングアンドマニュアルを設立。2000年、これまでのデザインワークの集大成としてデザイナーが考える消費の場を追求すべく、東京・世田谷にデザインとリサイクルを融合した新事業『D&DEPARTMENT PROJECT』を開始。2002年、大阪・南堀江に2号店をオープン。同時に『60VISION』を生み出し、60年代の廃番商品をリブランディング。 現在、12社とプロジェクトが進行中。2005年、ロングライフデザインをテーマとした隔月刊誌『d long life design』を創刊。2009年11月、日本をデザインの視点で案内するガイドブック『d design travel』を発刊
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