昭和40年生まれの役者・高嶋政宏、石丸幹二、岡田浩暉が出演中のミュージカル『エリザベート』が、8月4日、愛知・中日劇場の昼の部で上演回数1,000回を達成した。
『エリザベート』はウィーンでの初演から20年を迎えるミュージカルで、19世紀末に生きたオーストリア皇后エリザベートの波乱の生涯を、架空の存在であ る“トート(死)”との愛憎を軸に描きだす物語だ。日本でもとても人気の高いミュージカルで、宝塚歌劇団と東宝で連続公演をしていて、今回の東宝製作のエリザベートは2000年からの連続公演となる。
劇中で石丸は黄泉の帝王・トート役を、高嶋は皇后暗殺者ルイジ・ルキーニ役を、岡田はオーストリア皇帝・ヨーゼフ役を演じている。なかでも、ヒロインのエリザベートや、エリザベートを死の世界へ誘うトートはダブルキャスト、トリプルキャストで演じられているが、ルキーニ役の高嶋はシングルキャストでこれまで1公演も欠かさず1,000回の公演に出演してきている。高嶋は「初演はあまりの大変さに、舞台袖でゼイゼイ言いながらやっていましたが、いまではこれほどリラックスする役はない」とコメントをしている。
ミュージカル『エリザベート』の公演は、8月26日(日)まで名古屋・中日劇場で上演し、9月1日(土)から28日(金)は大阪・梅田芸術劇場で上演される。まだ観たことのない人はぜひ一度この人気ミュージカルを見に足を運んでみてほしい。
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