【S40News!】アウディのプレミアムスポーツクーペ『RS5』がモデルチェンジ。

アウディは、プレミアムスポーツクーペ『Audi RS5』をモデルチェンジし、8月7日より販売を開始した。

『Audi RS5』は、『Audi A5』をベースに、アウディのスポーツモデルの開発部門「quattro GmbH(クワトロ ゲーエムベーハー)」が開発から生産までを手がける高性能プレミアムスポーツクーペ。ベースとなったA5と比べ約20mm低められた車体は、ヘッドライトとリヤライトにデザインの見直しを受け内部にLEDポジショニングライトを装備。また、プロポーションも変更を受け、流れるようなシルエットにシャープなアクセントを加え、より筋肉質なスタイリングとなっている。インテリアは黒を基調としたデザインで、カーボンのデコラティブパネルがアクセントとなっている他、スイッチ類の配置やデザインなど、操作性を高めるために改良を受けている。

搭載されるパワーユニットは高回転型の自然吸気4.2L V8 FSIエンジンで、最高出力は450ps/8,250rpm、最大トルクは43.8kg-m/4,000~6,000rpm。0~100km/h加速はわずか4.5秒だという。それでいて燃費は8.1km/L(JC08モード)となっている。これにMTのダイレクトさとATの操作性を合わせもつ7速 Sトロニックを組み合わせる。1-3-5-7速と2-4-6速をそれぞれ担当する2つのクラッチ板を持ち、一方のクラッチをつないだときに、もう一方が次のギヤをスタンバイし瞬時に変速を行なうため、駆動力の途切れや不快な変速ショックがないのが特徴だ。

駆動システムは、1980年の登場以来、同社のフルタイム4WDの代名詞として君臨してきたクワトロシステムを採用する。セルフロッキング・クラウンギヤセンターディファレンシャルは従来よりも幅広い領域にわたって前後トルク配分を変化させることが可能で、通常時は「前40% : 後60%」だが、路面状況によって「前70% : 後30%」から「前15% : 後85%」の範囲で前後のトルク配分を制御する。さらに、この駆動力をホイールごとに独立してコントロールすることも可能で、タイトコーナーなど内輪が空転を起こすようなシチュエーションでも、内輪の駆動力を制御してスピンを未然に防ぐなど、ドライビングに応じた配分が行われる仕組みだ。

アウディの最新スポーツスペックが満載されたプレミアムスポーツクーペ『Audi RS5』。価格は1,222万6,000円。

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