夏休みの恒例イベント、『ウルトラマンフェスティバル2012』が今年も、東京・池袋のサンシャイン文化会館で7月27日~9月2日の日程で開催されている。
今年のウルフェスは、放送から45周年を迎えた『ウルトラセブン』がメイン。当時の出演者やスタッフら豪華ゲストが登場するふれあいステージや、各エピソードにちなんだ展示など、小さい子供たちのみならず我々昭和40年男の心躍らせる出し物が盛りだくさんに用意されている。
出演予定のゲストは、『ウルトラセブン』でモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さん、同じくアンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さん、ウルトラマンのスーツアクターでもありアマギ隊員を演じた古谷徹さんら。
また展示物コーナーでは、セブンと怪獣の対決シーンの立体再現のほか、侵略宇宙人たちとの戦いが多く描かれたセブンにちなみ、ちょっと不気味さを漂わせたSF的世界観が再現されたコーナーが数カ所、設置されている。中でも注目は、第8話『狙われた街』での、ボロアパートの一室でモロボシ・ダンとメトロン星人がちゃぶ台を囲んで対話をするシーンの再現だ。物語の世界だけでなく、我々にも懐かしい昭和40年代にタイムスリップしたような感覚が味わえる。
さらに、ウルトラセブンの息子で、子供たちに大人気のヒーロー、ウルトラマンゼロとの親子の絆を描いたライブステージは、子供連れで楽しむにはもってこいのイベントだ。セブンに育てられたといっても過言ではない我々がその教えをお子さんに伝えてあげれば、父親としての株もグンと上がること間違いなしだ。
他にも、各ウルトラマンの特徴を表現したウルフェス限定のアイスクリームや、ウルトラマンゼロに変身してオリジナルムービーが作れてしまう体験型映像アトラクションなど楽しみは満載だ。その他チケットの購入など詳しい情報はコチラまで。
■足立謙二
特撮とSFと鉄道を愛する自称昭和キュレーター。1年のギャップと闘う昭和41年男。