昭和40年生まれの映画監督・天野裕充が手がけた映画『蒼箏曲』(そうそうきょく)が8月11日より東京・オーディトリウム渋谷にて公開される。
天野は、大学在学中からテレビドラマや映画の企画製作に携わり、テレビ番組のプロデューサー秘書などを経て、のちに独立。脚本の執筆も開始し、『復讐之聖書』で初監督を務め、また制作会社を立ち上げて、家庭用ゲーム機での監督、プロデュースなどを手がけ、以後ドラマCD、ラジオ、Vシネマ、TV、劇映画等の脚本、監督をしている。
その天野が今回手がけた同作は、夏目漱石の『こころ』を現代風にアレンジし映画化したヒューマンドラマだ。夫が自殺してしまった女性が、夫とその親友の2人がそれぞれ残した遺書を手にしたことから過去を回想していく様が描かれる。漱石の名作『こころ』が現代にどうよみがえるのだろう。興味がわく作品だ。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!