【タメ年たちの大活躍!】「尾崎 豊 特別展」 OZAKI20が開催。

1991 On Birth tour  photo by teruhisa tajima

あの日から20年。昭和40年生まれのミュージシャン・尾崎 豊の特別展が9月7日(金)から東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催される。 

10代の若者を中心に、カリスマ的な人気を誇りながらも1992年に26歳の若さでこの世を去った尾崎 豊。当時、彼の突然の訃報に衝撃を覚えた昭和40年男も多いことだろう。

その死から20年の節目に開催される「尾崎豊特別展」OZAKI20 は、本邦初公開となる尾崎の直筆ノートや、幼い頃から使用し、デビュー曲『15の夜』の制作時に使用した学習机とギターの展示や、デビューアルバム『十七歳の地図』のカバーデザインを手がけたオフィシャルカメラマン・田島照久氏が撮影した当時の写真を等身大で展示するなど、細かいものも含めると展示物は数百点になるそうだ。展示内容は以下、5つのテーマに分かれる。

1991 On Birth tour  photo by teruhisa tajima

■OZAKI Room
デビュー曲『15の夜』を書いた学習机やギター、プライべートやステージで着た衣装を展示

■OZAKI Keystation
10代から亡くなる前までの肉声テープを、貴重映像とともに公開する。

■OZAKI Notes
デビュー前から書いた直筆ノートの公開部分に加え、未公開ページも展示。スケッチブックに描いた絵も十数点公開する。

■OZAKI Photos
オフィシャルカメラマン田島照久氏が撮った等身大写真、未発表写真も尾崎のメッセージとともに公開。

■ビッグオブジェ
造形作家の清河北斗氏制作の3D尾崎像、リアルフィギュアが初登場する。

1986 In New York photo by teruhisa tajima

同展は、今後、大阪、名古屋、福岡でも開催予定だそう。また、8月29日には4枚組ライブCDボックス『尾崎豊 LIVE BEAT box』が発売されることも決まっている。

楽曲の内容がどちらかといえば10代の若者向けだったから、当時は尾崎の音楽を聴かなかった昭和40年男もいるだろう。しかしあれほどまでに若者の心をとらえた尾崎の音楽に、そして尾崎豊という人間そのものに何かを感じていたのではないだろうか。20年経った今、あらためて彼の足跡をたどってみたとき、心中に去来するのはどのような思いだろう。尾崎の創作現場の息づかいが感じられる会場に足を運んでみたい。

【profile】尾崎 豊(おざき ゆたか)
東京生まれ。1983年にシングル『15の夜』とアルバム『十七歳の地図』でデビュー。 少年の心の叫びのような歌の世界が80年代から90年代初頭にかけての若者の共感を呼び、カリスマ的存在であった。 92年4月、急死。葬儀には約4万人が参列した。代表曲に『I LOVE YOU』『OH MY LITTLE GIRL』『15の夜』『十七歳の地図』『僕が僕であるために』『卒業』『Forget-me-not』などがある

「尾崎豊特別展」OZAKI20
会期:9月7日(金)~19日(水)  
会場:ラフォーレミュージアム原宿
時間:午前11時 ~ 午後8時 (入館は閉館の30分前まで)
休館: 会期中無休
電話:0570-06-1234  (9月19日まで 受付時間/10:30~19:30)

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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1件のコメント

  1. 尾崎豊は同い年(昭和40年生まれ)。
    当時は『校内暴力』『管理教育』が一番問題になった時期。
    我々の学年と『3年B組金八先生パート2』は重なりますよね。
    直江喜一さん演じる加藤優の『管理教育』に対する反発を表現した演技は素晴らしかった。
    その延長線上に尾崎の『15の夜』や『卒業』があるように感じます。
    いつか『昭和40年男』で当時と今の『学校教育』をテーマにした特集をして頂けたら嬉しいです。
    現在もメディアで大津市の中学の『いじめ問題』が取り上げられている時期ですし。

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