ソニーは、カセットテープの新製品「HFシリーズ」(ノーマルポジション)を7月20日より発売する。
7月11日に発売予定の本誌はラジオを特集しており、そのなかでエアチェックも大きく取り上げている。エアチェックで大きな役割を果たしたのがカセットテープだが、もう今はすっかり使われていない過去のメディアという認識でいた。が、取材をしていると、どうやらアジアなど海外ではかなり多く流通しているそうで、世界的にはまだまだ現役メディアなのだという。
そんななかでなんと、ソニーからの新製品の発売である。発売されるのは10分の「C-10HFB」、60分の「C-60HFB」、90分の「C-90HFB」の3種類で、いずれも価格はオープン。10本パックも用意される。
音楽用途で使うという人は少ないとは思うが、取材先で当時のラジカセで聞かせてもらったところ、音質的にもかなりのもの。いやはや、カセットテープも捨てたものではない。この調子でカセットテープのウォークマンも復刻!?のわけないか…