タミヤは、1/10スケールのオフロード向け電動ラジオコントロールカー『ワイルドワンオフローダー』を7月7日(土)より発売する。価格は1万9,740円。
ミリタリーモデルとしての魅力にあふれた『アタックバギー』をベースとしながら、競技用途を意識した装備を備えた姉妹車が『ワイルドワン』である。ワイド&ローが特徴的な車体、ブラックを基調とした野性味あふれるカラーリングで1985年に登場したラジオコントロールカーであり、本モデルはその復刻モデルとなる。基本構成はそのままに各部に改良を加えられている。
ロールケージやヘッドライトを装備したスケール感の高いフォルムは当時のまま。ボンネットとルーフは軽量でショックに強いポリカーボネート製となっている。また、ホワイトカラーのホイールにセットされるタイヤは、前輪が方向安定性に優れたリブパターンタイヤ、後輪は十分なグリップ力を発揮するブロックパターンと当時のまま。
フレームはABS樹脂製のバスタブタイプで、7.2VレーシングパックやLFバッテリーが搭載可能となっている。トレーリングアーム式の4輪独立サスペンションには前後ともにアルミシリンダー製オイルダンパーを装備し、フロントはダンパーマウントもアルミ製。リヤエンドに搭載されたギヤケースは、オフロードにつきものの砂や小石の侵入をシャットアウトする密閉式だ。
ラジオコントロールカーが好きだった昭和40年男にとっては懐かしの一台だろう。当時を思い出しながら組み立ててみるのも悪くない。