スネークマンショー!!

本日表紙が完成した。タイトルとなんの関係あるのかと突っ込みたいところでしょうが、まあ聞いてやってください。まだ情報解禁までは日数があるため画像は出せないが、ズバリ次号 (vol.14) の表紙はスネークマンショーがテーマであ〜る。今皆さんが想像した表紙を教えてもらいたいものだ、フッフッフ。

これまでバイク雑誌を中心に本作りに関わってきたの仕事人生の中で、表紙づくりはいつも悩みが尽きないウエイトの大きなものだ。商品の顔だから当然で、せっかく中身がよくてもつまらない表紙だと手に取ってもらえるチャンスが減る。つまりは売り上げを大きく左右してしまう、責任重大な任務なのだ。そして『昭和40年男』ではこれまでとちょっと異なる作り方でのぞんでいる。偶然が招いてくれたことだが、第10号でウォークマンを大胆に使った時から生じた変化で、驚きの演出を深く考えるようになった。加えて、特集をイメージしてもらうためにど真ん中でありたいとの考えはこれまで通りで、大きな要素が一つ加わったことになる。言葉にしてしまえば至極カンタンなことのようだが、ウォークマンをあれだけ大胆に扱ったのは、自分にとっては大きな冒険だった。支持されたからよかったものの不安で一杯だったのだ。ウォークマンに続いてキヨシローさん (vol.11) 、フラッシャー付き自転車 (vol.12) 、ジョーと力石 (vol.13) と、驚きの大きい小さいはあるものの演出ができた上で、ど真ん中直球を投げ込み続けている。

危険なのは、驚かそうとばかりに気をとられるといつの間にか変化球になってしまうことだ。だが、驚きの演出には新鮮さも必要なところがまた悩ましい。今回のスネークマンショーをテーマにして作り込んだ表紙はどうなのだろうか? 自分では納得しているものの、皆さんに支持していただけるのかはわからず、毎号のことながら不安でいっぱいだ。ただ、精一杯のモノを印刷所に手渡したから今はいい気分ではある。一杯やりたいところだが、そんな時間はもう僕にはない。ひたすら禁酒と泊まり込みの日が続いていく。あー、腰が痛い。
 

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