タニタは、活動量計・カロリズムシリーズの高機能モデル『カロリズムエキスパート』を7月27日より発売する。
活動量計とは、ポケットなどに入れて身につけておくだけで、歩行だけでなくさまざまな生活活動をとらえ、1日の総消費カロリーを正確に測定するもの。なかなか運動に取り組む時間が取れない昭和40年男にとっては、日常生活の中でできるだけ階段を使ったり、こまめに歩く距離を増やすなどして、少しでも消費カロリーを増やしたいところ。活動量計は、そうした日々の努力の結果がわかる便利なものなのだ。とくに同社のカロリズムシリーズは、歩数計で培ったノウハウによって、家事やデスクワークといったわずかな身体の活動も消費エネルギーとして計測できるのがウリだ。
この『カロリズムエキスパート』は、日常生活だけでなく、スポーツ愛好家やトップアスリートのからだマネジメントにも利用できる上級モデルである。1日の総消費エネルギー量と1時間ごとの身体活動の変化をグラフ表示するなど、従来モデルの特徴を継承しつつ、行動判別が行なえるカロリズムエンジンPROを新たに搭載しているのが最大の特徴だ。従来のカロリズムに比べて計算処理能力が2倍となった他、6秒毎に安静、生活、歩行、走行といった四つの行動判別を行ない、分析してグラフ表示。また、行動別の消費エネルギーと総消費エネルギーに占める割合、脂肪燃焼量などを数値で確認できるため、より詳細なマネジメントを可能とする。
さらに、液晶表示画面がワイドになり視認性もアップ。指定した時間のデータがわかるスプリット機能、残しておきたい記録を最大14日分保存する過去メモリ保護機能、好みの画面をホーム設定し、ボタン一つでその画面に戻れる機能などを搭載して、使い勝手を高めている。サイズは39×81×13(mm)、重さは約38g。価格はオープン。