なんともうれしい偶然が起こったので、聞いてくだされ皆の衆!! まずはファーストステップとして、今回のラジオ特集内でタメ年のラジオマンを3人ピックアップしたことから始まる。ひとりはロックバンドinfixのボーカルで、DJとしても大活躍している長友仍世さん。もう1人は文化放送で活躍する長谷川太さん。そしてもう1人がDJ OSSHYさんである。残念ながらDJ OSSHYさんの取材にだけ立ち会えなかったのだが、いろいろと絡めそうだとのことで後日セッティングして会った方がいいと、担当からの報告を受け喜んでいた。新しいつきあいがまた始まるのかもしれないと、まずはめでたしめでたしと落ち着いた。ここまではよくあるありがたい話だ。
続いてセカンドステージは、スーパー広告マン赤嶺氏から連絡が入ったこと。彼は『昭和40年男』の立ち位置を十二分に理解してくれた上で、広告の提案に激しく動いてくださっている方だ。「表2(表紙の裏スペース)広告に、ソニーからのコンピが入りますよ。なんとこのCDのジャケットがあの鈴木英人さんなんですよ」と、AORのコンピアルバムの広告を入れていただいた。鈴木英人さんはFMステーションの表紙イラストを描いていた方で、その号の表紙を飾った絵が毎号カセットレーベルになっていたといえば、多くの昭和40年男にはピンとくるかもしれない。僕らはみんな懸命になってカセットレーベルをつくったものだ。もちろん今回の特集でFMステーションを取り上げている。
そしてサードステージだ。広告掲載いただいたCDがなんとDJ OSSHYさんの選曲、監修によるものだと知った。気が付くまでにずいぶんと時間がかかったものの、なんともステキな偶然なのである。もっとも偶然といっても取材対象は『昭和40年男』なのだから、ずいぶんと限られている。それは広告出稿サイドだって一緒で、今回入れてくれた『エンドレス・ブルー』とタイトルされたCDのターゲットはもちろん僕ら世代が中心だ。だからこそクライアントだって掲載を決めてくれたのだ。それにしても同じ号でこのような偶然はうれしいものだ。
タメ年DJが選曲したCDに針を落とした…、ではなくプレイボタンを押した。リストを見ないで聴くのが絶対に面白いと、ライブアルバムを聴くようにして楽しんだ。タメ年DJがどんな曲を選んでどんな曲順で構成したのかをこうして変態っぽく楽しむのは、音楽好きの昭和40年男だったら頷く方も多いだろう。同じように遊びたい方のためにネタは伏せておくが、自信を持ってオススメするスゲエ面白い時間旅行だったぞ。
FMも取り上げてくださったんですね!
あの頃はFM誌が4誌あって、それぞれが個性的で、
仲良く競い合ってましたね。
ぼくがいちばんよく買っていたのは「週間FM」で、
その次が「FM fan」でした。
よく考えてみると、どれも買ったことがあります。(笑)