日本ヒューレット・パッカードは、バッテリ駆動が可能なモバイル型インクジェット複合機『HP Officejet 150 Mobile AiO』を7月下旬より販売する。価格は3万6,960円。
持ち運びが可能なモバイルプリンターとしては世界初となるオールインワンプリンター。持ち運び可能なコンパクトサイズながらバッテリーを搭載した本体にプリント・スキャン・コピーの機能を内蔵しており、場所を選ばずに使うことができるのが特徴。出先で即座にプリントできるだけでなく、資料の電子化、コピー機能を備えることによって、外出先でのビジネスをスムーズにし、機動性を大幅に高めてくれるアイテムだ。
A4サイズで最大約500枚のプリントが可能なバッテリを搭載しているが、コンセントから給電する場合もACアダプターは同社製ノートPC用と互換性があるため、メーカーが同じなら兼用できるのもうれしい。インクカートリッジは約560枚のカラー印刷が可能な大容量タイプで、インクが1色切れても印刷を続行するインクバックアップ機能に対応しているので、もしインクが切れても必要な書類を確実に印刷できるなど、出先での使用が最大限に配慮されている。
さらに本体に2.36インチのカラータッチスクリーンの他、USBポート、SD/MMCカードスロットを搭載することで、各メディアからのダイレクトプリントやスキャンデータの保存などをPCレスで行なえる。Bluetooth 2.0搭載なので、Bluetooth対応のモバイルデバイスからのワイヤレスプリントにも対応する。
外出先での営業などに大いに役立ちそうなモバイルプリンター。給紙容量は最大で50枚、印刷コストは1枚あたり約13.1円。本体サイズは350×171×90(mm)で、重量はバッテリー込みで3.1kgだ。