先週発売の週刊文春に、この2つのスクープ記事が掲載されている。諸費増税をめぐって最大の壁となり立ちはだかっているものの、形勢不利になっていた小沢さんの夫人が綴った手紙が写真付きで掲載された。一方、おっさんには相変わらずよくわからん総選挙とやらで4位をゲットした、見たことも聞いたこともない指原さんとやらの元カレの独白が掲載されている。双方すばらしすぎるタイミングでの掲載である。裏にどんな駆け引きがあるかは酒の席を大いに盛り上げてくれることだろう。
AKBの方は電撃的に左遷が決定したそうだ。匿名元カレの記事でありながらも、ボスは迅速に処分を決定したのだ。ところが実名夫人の手書きによる小沢さんの方は、騒ぎが小さすぎる気がする。ネットの中ではそこそこの話題になっているようだが、こんなものでいい内容とは思えない。じつは震災直後のある取材で、放射能漏れをつかんだ多くの政治家たちが我先にと関西へと逃げていったとの証言をつかんでいた。だがその中に小沢さんが入っていたとまでは聞いていなかった。彼の基盤はご周知のとおり岩手であり、津波による被害の甚大だった地だ。真っ先に地元に戻り、自分に票を入れてくれた方々に少しでも恩返しする行動ができたろうに、こともあろうに東京を捨て去って関西へと逃げ込んだのだ。その他、驚愕の事実が夫人のペンにより綴られている。
これほどの内容でありながら騒ぎが小さいのは、高橋容疑者逮捕に助けられたのか? それともAKBの左遷の方が感心ごとなのか? 民主党内に小沢一派を反対勢力としてイライラしている連中には、格好の攻撃材料でありながら前述の取材相手が言っていた相当数の国会議員が関西に逃げ込んだそうだから、これはネタにするとやぶ蛇だということだろうか? 夫人の原文掲載の次ページから始まる検証記事冒頭では小沢一郎は終わりだとしているが、今日の朝刊にも小沢氏グループが矛を収める気配はないとしている。いったいどうなっているのだ。そして日本はどうなってしまうのかと、なんとも情けない気持ちになってくる嵐の夜だ。
なかなか政治・権力など、普通に生活していてもよくわからないところ、
たしかにありますね・・・。
ぼくも5年ほど前までは、マスコミ情報をそのまま鵜呑みにしていたのですが、
ネット・ジャーナリストのリチャード・コシミズ(輿水 正)氏のサイトを見て、
時々情報収集するようにしています。
ネットではかなり知られている人(特に311以降)で、好きという人と嫌いという人が
ハッキリと分かれている人です。
特に輿水氏の講演会の動画ビデオやブログはおすすめです。
よろしかったらご覧になってみてください。
「リチャード・コシミズ独立党」
http://dokuritsutou.heteml.jp/