これはもはや文化事業と言っていいだろう。カワイイ弟の発売日に合わせてキックオフしたのは、今年大騒ぎした「昭和ジェネレーションパラダイス」からの流れである。悪ノリだと責めないでほしい。
この文化事業についての説明は一昨日ここに上がっているので、僕のつぶやきとしては誰を選ぶかになるわけだが、’80年代アイドルにあまり明るくないことが判明してしまった。当初280組をリストアップして、そこから厳選したと胸を張る200組を眺めながら僕が知っているのをカウントしてみたら、ぬぁんと70しか知らない。ひどい、これではこのプロジェクトのスタッフには入れないなと、自分自身に烙印を押した次第だ、トホホ。
幼い頃より中坊までは、桂木 文さんに石野真子さん、シンシアなんかに熱を上げていたが、あたり前田のクラッカーながら手が届かないことを痛感した。これは恋心の無駄遣いではあるまいかと、高校に入ると少しずつ気がついていくのだ。中学とは景色が変わり、堂々と恋をしていい空気が流れたことも大きい。身近な女性に恋のエネルギーを注ぐことにして、あの子もこの子もと恋はするのだが、告白できない症候群のままに3年間を過ごしてしまった。ロックをやっていたから見た目がひどくばばっちくて、女の子の方も振り向いてくれなかったし、俺の青春を返せーっ。
なんの話だ。’80年代アイドルだよっ。そんなわけで、僕には ’70年代アイドルの方がしっくりとくるようだ。ただし、どんな結果になるのかはものすごく楽しみである。やはり聖子・明菜の2大巨塔一騎討ちになるのだろうか。いやいや、そうはカンタンに決着はつかせないぜと、ひねくれた投票が多くなるかもしれない。僕が1位に投票するのは誰だ? すっごく悩んだけれど、ここで僕の票を投じてしまうと変な力学が働きそうだから控えておこう。
さあ、みなさんは 投票を楽しんでいただきたい。2月にはこのランキングで 本を一冊作る予定だ。が、タクトを振るのは僕でなく『昭和50年男』編集長の 金丸である。ご安心くだされ。そしてこの騒ぎに乞うご期待だ。
昭和46年生まれと、2つの雑誌の中間層なのですが、(1970年女性が一番近い!?)いずれの代の内容にも共感が持てて毎号楽しみにしてます。
そんな私の一番は、昭和40年生まれの河合その子さん!個人的には、もっと貪欲に歌手活動を続けていたら、きっとアイドルシティポップシンガーの一翼を担ったいたのではと思っています!