令和5年、明治天皇に想いを馳せる。

▲かなり乱暴な写真で恐縮だが、ネタなんですもの。お許しあれ

オフィスのある浜松町には、家康公にも愛された増上寺というビッグスターと、江戸っ子たちが芝明神と親しげに呼ぶ芝大神宮の2大パワースポットがあり、は心を静めたい時は増上寺へ。元気になりたい時は芝明神へと行き、手を合わせる。先月うかがった時に、この看板を見つけた。元准勅祭社? 無学な僕はまったく知らない言葉ではあるが、この十社のほとんどで手を合わせているじゃないか。調べてみると、ほーっ、これは令和5年の楽しみが一つできた。

 

“もとじゅんちょくさいしゃ” と読むそうで、維新以前に皇居が京都にあった頃にまずは遡る。国家鎮護のために天皇陛下から勅使が遣わされる神社があり、「勅祭社」と呼ばれていたそうな。江戸にお引っ越しなさった明治天皇が、この「勅祭社」に准ずる神社として「准勅祭社」をこの十社に定めたとのことだ。やっぱり京都の方が格上なのかと言うなかれ、当時の心情としては仕方なしだろうと憶測を付け加えたりして。ただし、この制度は現在なくなったので、元をつけて「元准勅祭社」となっているとのこと。元と准がついていることが、令和から眺めると悪くない。これはいいことを教わりました。ありがとう、芝明神。

 

お正月にはこの十社を巡ってみようと、今からワクワクしている。ほとんどで、と前述したが、白山と王子は行った記憶が薄い。だが双方とも、過去において縁の深い地だからきっと行っているはずだ。それ以外の八社は記憶バッチリで、どれもこれも大好きないい社ばかりである。さすが明治天皇!!  これらに、明治の江戸… もとい東京へと思いを馳せながら巡るのは男のロマンである。うんうん、まっこと楽しみじゃ。

 

我が街の芝大神宮は、だらだら祭りという10日間も続く祭りがある。近年はコロナで中止だったり、今年も縮小だったが、来年は4年ぶりに完全復活となるだろう。これも今から楽しみで、9月16日がメインになるそうだ。こちらも今からチェックだ、って気が早過ぎますな。
 

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