かわいい、カワイイ、可愛い妹の『昭和45年女・1970年女』(vol.10) が、本日大安に書店に並んだ。記念すべき10号目である。
今も記憶に強く残っている、創刊号が人生で初の重版となった。説明しよう。重版とは書籍の世界ではよくある、追加印刷のことである。版を重ねるから重版ということで、書籍は評判になると化けるからよくある話だが、販売期間が短い雑誌では稀である。ちなみに “版” とは江戸より使われている言葉で、発行する業者を “版元” と呼ぶのは今も変わらない。古い商売というなかれ、伝統ある世界だと思ってちょうだいな。
さてさて、最新号なのだがこの表紙が示すように、ものすっごくファンシーな誌面が賑々しく並ぶ。これは男子もパラパラする価値ありだ。これでもかっと次々と出てくるキャラモノやファンシーグッズたちは、ガキの頃から思春期にかけて憧れのあの子が大切にしていたモノたちだ。レジに運ぶのが恥ずかしいどころか、立ち読みもちょっとというシャイなそこのあなたは、我が社のオンラインショップにて手に入れちゃいましょう。
特集は、表紙発表でも触れた セーラーズの創始者の 三浦静加さんのインタビューで始まる。そのあとは並ぶ並ぶ、スヌーピーにモンチッチにリカちゃん人形なんかも大活躍だ。久しぶりに見たモンチッチに癒された僕はここだけの話をしよう。僕には宝物がある。フリーマーケットで100円で手に入れたスヌーピーのぬいぐるみだ。ソファーに座っていて、帰宅すると彼が癒してくれるのである。ハードボイルドな僕だから、これは内緒話だぞ。
楽しいページをめくっていくと、ぬぁんと、山田邦子さんの登場だ。カラッとした彼女のキャラが大好きだったから、まさか自分のところの本に出ていただけるとはビックリポンである。さらに、特集を締めるのは、ガチャピンとムックだ。1973年デビューだから、昭和40年男世代はリアルタイムでは対象キャラになっていないだろうが、僕はガチャピンのファンである。彼はバイク業界を盛り上げるために、サーキットで果敢にも走ってくれたのだ。その姿は感動以外の何ものでもなく、すっかり虜になったのさ。と、今回僕らが供する女性誌は、男子も十分に楽しめる。ぜひっ!!