『LOVE LOVE あいしてる』への愛 〜大編集後記。

 

今年ラストの僕の分身は、どうやら書店で大暴れしているようだ。もっともっと暴れてくれるようにと願いを込めて、今日も元気に最新号 (vol.76) の紹介をさせていただこう。大編集後記じゃ!!

 

特集は第三章の「トピックス」に突入する。ニューミュージックにまつわるアレコレを並べて構成している楽しいセクションだ。そのトップバッターが、今日のビジュアルの2ページだ。

 

この夏、『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎 卒業SP』が放送された。あまりに感動的で、永久保存版としてDVDに焼いた (おっさん言葉だな) 。番組からの吉田拓郎さんへの愛と、逆に拓郎さんからの番組や共演者たちへの愛がびっしりと詰まった、まさに番組名どおりの内容だった。この最終回を作れることを予見しての番組名ではまさかあるまいが、ここまで見事だと運命的な番組にまで思えたのだった。

 

その愛の元となったのが、ビジュアルのきくち伸さんである。彼の熱によって、若者3人と大御所の当初戸惑いを感じたほどの異色番組がスタートした。なぜこの番組が成立したのかを語ってくれていて、興味深い内容だった。そしてハイライトは、最終回を観たからこその感動が得られた。ここで書きたい、いい話なのだが、まだ買っていない人がいたら申し訳ないから内緒にしておこう。

 

きくちさんの拓郎さんへの愛が詰まったページには、これまた逆の愛も大きい。それを感じさせてくれる内容と、前述したとおり運命的な番組というのが納得できる。たった2ページながら、愛の量がハンパでないぞ。『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎 卒業SP』を観た方は必読である、ぜひっ。
 

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