いきなり脱線から。今日は、僕にとって今年のビッグサイズバイクイベントが千秋楽となる。カワサキとの共催イベントの「カワサキコーヒーブレイクミーティング」で、このつぶやきでも大騒ぎした先々週の「ラブ・ジ・アース ミーティング」から先週は「全日本ロードレース」会場での取材&トークショーに続き、3週連チャンのバイクイベント親父である。ったく、タフな毎日だぜとニヒルに決めたいところだ。『昭和40年男』読者の皆さんもぜひ遊びに来てくだされ。来られない方はのんびりと最新号 (vol.76) を読みながら、ニューミュージックにひたってくださればいいだろう。なにいっ、まだ手に入れてないとな。それはいけませぬ。すぐに書店に走るべきでござる。
特集はプロローグから始まり、第一章は「証言」とタイトルして5人のインタビュー記事で作った。アリスの御三方に始まり、昨日のつぶやきに登場した岸田敏志さん、永井龍雲さん、渡辺真知子さんと続き、アンカーは尾崎亜美さんだ。以前にも取材させていただいたことがあるが、相変わらずチャーミングな方ですな。
インタビューでは、前半でユーミンとの関係について多くを語っていて興味深い。必読である。今回の特集では、ユーミンの存在が「ニューミュージック」を語るときに欠かせぬものであることが分かる。あちこちでその名前が踊る、立体的な特集だなとニヤリとしている僕だ。
個人的に言うと、亜美さんのメロディってとても “女の子” を感じて好きだ。多くの楽曲提供では、受けたそのキャラターがイキイキするようなメロディが響き渡る。「オリビアを聴きながら」は、言うまでもなく時代を超えた名曲だ。同じ1978年にリリースされた、南 沙織さんに提供した「春の予感 -I’ve been mellow-」はヒットした当時から今に至るまで大好きな曲で、春になるとついつい口ずさむ。中1だった当時は、ニューミュージックとか尾崎さんが提供とか考えずに、なんだか不思議なメロディだなと捉えていた。終盤のサビで♪春の予感のメロディを展開させるのがカッコよくて、子供心に惚れ惚れしていた。それにそれに、後に松本伊代さんに提供した「時に愛は」のサビは、何度聴いても男の子の胸にキュンと突き刺さる。ルックスのまま、チャーミングでハイセンスなメロディは、当時やはりニューミュージックだったのだ。聴きながら感じて、記事を読んでうなずいていただきたい。ぜひっ!!