昭和40年生まれの脚本家・いまおかしんじが脚本を担当した映画『苦役列車』が7月14日より公開される。
同作は、同名の小説『苦役列車』(第144回芥川賞受賞/西村賢太)が原作。時代は昭和61年、貧しい肉体労働青年の主人公とその友人があこがれる女性の青春模様を描きだす。主人公は、友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、日雇い労働で生計を立てている19歳の青年。不器用に無様に、屈折しながら、何かを渇望しながら生きて行く。
公開は7月14日から。原作の西村が描く独特の世界観を、いまおかがどう租借し味付けをしているのかとても楽しみだ。
【profile】いまおかしんじ
映画監督、脚本家。1995年に映画『獣たちの性宴 イクときいっしょ』で監督デビュー。その後、映画『かえるのうた』(2006年)、『たそがれ』(2008年)、『ゴーストキス』(2010年)、『若きロッテちゃんの悩み』(2011年)などを手がけ、ピンク映画を中心に、オリジナルビデオ、ドキュメンタリー等幅広く活動している。
■いまおかしんじ(@imaokashinji)on Twitter
■映画『苦役列車』オフィシャルサイト
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