一昨日、出来たての『昭和40年男』の第2号が手元に届いた。
ズッシリと重い(そう感じる)完成品を丁寧に頭からめくっていく。
うん、確実に1号より進歩している、
格段によくなったと思える仕事を出来たことがうれしい。
苦労した日々がすべて報われる気がした。
だが、買ってもらえるかどうかは、書店で決まるもの。
昭和40年、もしくはそれに近い年に生まれた男たちにとって、
財布を開く価値があるかどうかの判定がくだるのだ。
自分がよいと思ってつくったものではあるが、
人によってまったく評価が異なることは言うまでもない。
完売か? 全然売れないか?
前号にもまして、極端な評価をもらうだろうつくりを目指して、
出来映えも狙ったとおりだ。
この辺の解説は発売日以降にちんたらやろうと思っているが、
よくコントロールできたと自画自賛したりしている。
その晩、何十本の夢を見ただろうか。
できあがったはずなのに夢の中ではまだ作っていて、
議論を繰り返したり、ドジを踏んだり、
そのたびに目が覚めて「ふーっ」となるのだ。
ヤレヤレ。
よくよく考えたら手元に届いてから今日までの3日間が、
もっとも幸せなのかも知れない。
だってね、明日からは書店の棚という厳しい現実をのぞき見しながら、
一喜一憂する日々になるのだ。
いや、きっとたくさん売れて、読者のみなさんから多くの声が届いて、
もっと幸せになる。
そう信じてはいるものの、こればっかりはねぇ。
今夜は取材協力いただいた方と乾杯する予定なんで、
笑いに包まれたまま眠りにつくけど、明日は朝から書店挨拶回りだ。
目指せ50店で、ガリガリ行きまっせー!!
羽田空港にも売っているとは、知りませんでした(雑誌は基本的に問屋まかせなもので)。
しかも2号の発売日直前のコメントということは、
創刊号を購入いただいたということですね。
ただいま2号を発売中です。
いいですねぇ、白球を追いかけるタメ年たちのプレイをひのぞきたいです。
ケガには気をつけてくださいね。
たまたま羽田空港でこの本を見つけ表紙だけで買ってしまいました。
元高校球児ですが毎年お盆に全国の元高校球児(40年生まれを中心に2学年上から下は現役に近い)が集まって大会を行ってます。おっさんになっても真剣に白球を追っているタメの姿を一度見に来てください。
http://www.9you.jp/