昭和40年生まれのミュージシャン・大木温之がボーカル&ベースを務めるロックバンド・The ピーズのニューアルバムが完成した。
大木は1987年にTheピーズを結成。都内ライブハウスを中心に活動し、当時は『グレイトリッチーズ』や『ポテトチップス』『ディープ&バイツ』と共に“バカロック”などと呼ばれ、ボロボロで文学的な世界観とドライブ感のあるロックンロールサウンドに定評があり、若手ミュージシャン銀杏BOYZの峯田和伸やサンボマスターの山口隆などが彼らに影響を受けたと公言している。そして89年にメジャーデビュー以降はメンバーの脱退や加入を繰り返しながら97年まで活動し、一旦活動を休止。その後、ファンの烈々な復活待望の声を受け、02年にバンドを再開し、全国津々浦々のライブハウスやイベントなどで精力的に活動を行なっている。
そのTheピーズが今回リリースするアルバム『アルキネマ』は、2005年発売のアルバム『赤羽39』以来となる約7年ぶりのフルアルバム。07年以降に発表されたシングル『アル中』『ゲロ犬ボウズ』『3連ノリタね』『’09初夏盤』などの収録に加え、YouTubeで先行公開中の『3度目のキネマ』や新曲『幸せなボクら』の計19曲を収録する。過去5年間の活動を総括する“ベストアルバム”といえるであろう今作を、ぜひチェックしてみてほしい。
■Theピーズ公式HP『たまぶくロカビリー倶楽部』
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