昭和40年生まれの俳優・甲本雅裕が6月10日からスタートする連続ドラマ『マグマ』に出演する。
甲本は大学卒業後、会社勤めをするが2年で退職し、24歳で上京。同郷で同学年の梶原善(俳優として活躍中の昭和40年男)の誘いを受け、1989年に三谷幸喜主宰の劇団『東京サンシャインボーイズ』に入団する。以降、94年まで劇団の舞台に全作品出演する他、テレビドラマ『踊る大捜査線』や映画『ザ・マジックアワー』などに出演し、凶悪なヤクザから気弱な青年、実直なサラリーマンまで幅広く演じ分ける役者として活躍を続けている。名字の“甲本”でひょっとしてお気づきの人もいるかもしれないが、ロックバンドTHE BLUE HEARTSのボーカル・甲本ヒロトの実弟だ。
その甲本が出演するドラマ『マグマ』は、小説『ハゲタカ』の原作者・真山仁が描いた『マグマ』を原作とし、“地熱発電”をテーマにファンドを巡る人間関係を描いたヒューマンドラマだ。
地熱発電は、地球の中心にあるマグマの熱を利用するため安全性が高く、二酸化炭素の排出も少なく、今後のエネルギー問題を大きく解決しうるひとつの手段として期待が寄せられている。そんな地熱発電をテーマにした小説『マグマ』は、未来を担うエネルギーを開発しようと地熱発電に魂を懸ける人々を軸に展開される。主演はNHK連続テレビ小説『カーネーション』で好演した尾野真千子。その脇をかためる甲本ら名俳優たち。甲本の他に、昭和40年生まれの役者が2名、石黒賢、津田寛治も登場するので要注目だ。
■連続ドラマW『マグマ』
6月10日(日)午後10時スタート
全5回/WOWOWプライム
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