東芝は、地デジチューナーを搭載した大画面13.3型液晶の『レグザタブレットAT830』を5月18日より発売する。
13.3型ワイド液晶という、ノートPCに匹敵する液晶サイズを持つこれまでになかった新カテゴリのタブレットPCだ。縦横比は16:9、解像度は1600×900ドット。IPS方式パネルとGorillaガラスを採用する。
また、同社のテレビブランドである“レグザ”の名を冠していることからもわかるとおり、業界初となるフルセグ地デジチューナーとロッドアンテナを内蔵。これによって屋外でも単体でテレビ視聴が可能となっており、地上デジタルハイビジョン放送を美しい映像で楽しめる。受信感度が悪い場合は自動でワンセグに切り替わるほか、屋内使用のための有線アンテナ用ミニジャックも備える。
OSにはAndroid 4.0を採用する他、グラフィック処理に強いNVIDIAR4-PLUS-1、モバイル用クアッドコアCPU NVIDIAR Tegra 3や、高速処理を実現するTexas Instruments OMAP 4430といった最新プラットフォームを搭載。同社の液晶テレビ「レグザ」やブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と連携して、放送中の番組や録画番組を高画質で再生できる。
ウェブサイトの閲覧やメール送受信をはじめ、電子書籍やゲーム等を外出先でも利用したいというモバイル機器へのニーズに加え、家庭内でも手軽に使える情報端末として、普及拡大が見込まれるタブレット端末。同社では多様化するライフスタイルにあわせラインアップを拡充することで、さらにテレビやレコーダーとの連携も図りたい考えだ。実勢価格は8万円前後の見込み。