続・中森明菜さんに紅白で歌ってもらいたい曲。

昨日のつぶやきでは、土曜日に開催した読者の集い「東京麻布秘密基地」で実施した「中森明菜さんと松田聖子さんに紅白で何を歌ってもらいたいか」の投票結果を発表した。今日はその中で、僕が何に投票したか、それぞれについて解説させていただこう。

 

まず、聖子さんは「天使のウィンク」で、これは 昭和60年紅白歌合戦でのパフォーマンスによる。便利な時代で検索すれば一発で出てきて、やはり感動した。クルマで入場しながら歌い出す聖子さんに惚れ込んだ。それまでも歌の上手い人だな、すごいアイドルだなと思っていたところ、大晦日のこのパフォーマンスには鳥肌ものだった。バンドのメンバーで集まって酒をかっくらいながら見ていた酔いが、醒めたような気がしたほどだ。この日より、最高の女性シンガーの一人に加わったのである。記憶に残っている方も多いのではないだろうか。

 

続けて明菜さんは「ミ・アモーレ」だ。こちらも胸に突き刺さった日があった。『夜のヒットスタジオ』で初披露した夜に、僕はたまたま自宅のブラウン管の前にいたのだ。居酒屋のバイトが休みの夜に自宅にいたことがまず奇跡なのだが、これは歌の神様が引き合わせてくれたのだろう。おそらくバイトの休みは年間で50日前後しかない中で、夜を自宅で過ごすなんざまずないことだ。うんうん、神様ありがとう。

 

このパフォーマンスも目撃した方はきっと記憶にしっかりと残っていることだろう。初披露ということで、歌いながらその指が震えていた。緊張というのと少し違う感じがして、歌へと没入していこうとする感情の表れなんだと勝手に感じていた。前述した聖子さん同様、この日を境に僕の中で最高の歌姫となってしっかりと入り込んできた瞬間だった。

 

と、この2曲はそんなブラウン管のおもひでが強く大きく残っていて、奇しくも双方 昭和60年のヒット曲である。そして この年の紅白ではこの2曲が歌われていて、今年その再現が観たいのである。いかがでしょうかね、明菜さん、聖子さん。先日のウチのイベントでは、明菜さんが紅白に出場するのに無理がかかるなら出なくていいという、多くの女性陣からそんな声を聞いた。うんうん、さすが『昭和40年男』読者女子である。お優しい言葉に感動しつつも、無理でないですよね、明菜さんお願い!! と思ってしまう男性陣だったのさ。
 

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