タイトルを打ち込んでいて、少年時代にテレビから聞こえてきた「週刊新潮は今日発売です」って、なんだか懐かしい気分に浸っている。大人になってずいぶんとお世話になったのはあの頃の刷り込みだったのか? なんてほのぼのしている場合じゃない。今日は発売日なのだ。戦闘開始だ。全国の昭和40年ファンの皆さん、書店に今すぐGoだ。仕事なんてほっぽり出して今すぐだ。
バイク雑誌を含めて、これまで何度この緊張感を味わってきたことか。当然のことながら売れる売れないは実にシビアで、売れる方程式を常に模索しながらも、そんなものがあったら天下取れるぜと開き直っている。ただ、10年以上に及ぶ経験で売れない方程式のいくつかはつかむことができた。だがこれも、雑誌のターゲットや特性によって異なり、それはバイク雑誌という同じジャンルにおいてもそうだ。
『昭和40年男』はこれまで12回のテストを繰り返してきたことになり、だいぶわかってきたもののまだまだバイクのキャリアに比べたら幼稚園児のようなもので、販売データとにらめっこしながら、あーだこーだと分析しては放り出すの連続である。
そんなわけで今日は編集部員を全員集めての大討論会を行う。延々と長時間になるだろう議論を吸い込んで、次号に活かしていきたい。全員が真剣に取り組んでくれているから、こういった議論の場はとても気持ちよく、ものづくりの醍醐味を味わえる時間でもある。ほぼ毎号、発売前後に行われるこの会議の席で、僕は「奇跡を起こす」としつこくほざいている。出版物が斜陽であることは否めないが、努力が報われないわけでは決してない。熱が通じないわけでもない。血の通った商品であり、手に取って開いたときにズッスリと重く感じるような魂が詰まっていればきっと売れる。不器用な話だが、これが唯一わかっている成功への方程式だ。とはいっても、それだけで多くの方がレジへと運んでくれるほど甘くはない。書店で1人ひとりが決めることであって、おもしろいと思ってくれ、680円の価値を見出してくれるかどうかはお客さん次第だ。
雑誌の成績は販売率で評価される場面が多く、僕が編集長として携わった雑誌での最高記録は84.9%で『昭和40年男』は、この記録を抜いていない。数字的な目標はまずここで、さてさて、今号はどうなることやら。
いつも買ってる書店で買いました。
以前は一冊あるかないかでしたが、昨日は5冊くらい置いてたな。評価が上がったか!?
自分にとってはクルマ系が一番。フェラーリvsランボルギーニはまさにど真ん中でした。S40モータースと隔月間オートバイも毎回サイコーです。
評価は赤丸急上昇中ですよ(笑)。クルマ担当が泣いて喜ぶコメントをありがとうございます。
会社帰りに、定期購入申し込んでる店で引き取って帰ります!
あ〜楽しみだ〜。。
ご購入ありがとうございます。いかがでしたか?