本日より、雑誌『昭和40年男』6月号 (vol.13) が発売になる。全国書店の他、Amazon、楽天ブックス、富士山マガジンサービスといったネット通販でも取り扱う。A4版全148ページで、価格は680円!
前号で “フラッシャー自転車” を取り上げて出版界に大きな衝撃を与えた(?)本誌。期待される今回の特集テーマは “ライバル” である。我々の成長過程において、ライバルの存在は欠かせないものとされてきた。競争を促す教育現場と家庭に育ち、テレビは死力を尽くして競いあう姿を常に映し出す。切磋琢磨して共に高め合うすばらしさを知り、正々堂々勝つことをよしとして成長してきた。オンリーワン至上主義のような甘ったるい世の中になって久しいが、俺達は競い合う相手を求め、その存在を尊び生きてゆく。そんな昭和40年男の競争心の原型となった熱いライバルたちをじっくりと掘り下げている。
そして、昭和40年生まれが社会人として世に出るまでという、明るい未来だけを信じていた幸せな時代のある1年を切り取り、夢中になったあれこれを振り返る連載特集「夢、あふれていた俺たちの時代」。今回は、昭和40年男たちが早生まれでなければ小学5年生に上がる11歳(昭和51年)を取り上げた。注目は、この年開催された猪木vsモハメド・アリの世紀の一戦だろう。大きく注目されながらその戦いぶりに世間を大きく落胆させ、その一戦は今も明かされない謎が数多くあるこの異種格闘技戦を取材した。なんと当時、アリの通訳を務めたケン田島氏へのインタビューが実現。事前の舌戦の真実から、アリがどのような態度で試合に臨んでいたか、試合後の様子はどうだったかなどを根掘り葉掘り聞いている。
インタビューも大充実である。まずは芥川賞に5度もノミネートされている作家の佐川光晴氏。複雑だった家庭環境、凄みのある経歴、豪快に笑う姿、家族思いの父親…逆境に負けないタフな生き様はまさに昭和40年男といったイメージ。過去の経緯はもちろん、作品に隠された想いなどをじっくり聞いている。そして、異色の東大教授である遠藤秀紀氏や、パンダの着ぐるみを着て歌うこれまた異色のミュージシャン・ギターパンダにも各4ページに渡って話を聞いている。さらに、永遠の兄貴こと松崎しげる、そして金八先生のヒロイン・川上麻衣子も登場!
今回も盛りだくさんも甚だしいくらい詰まりに詰まった内容でお届けしている『昭和40年男』は、680円で読むとこびっしり。もちろん、ここで紹介したほかにもたくさんの記事があるので、ぜひ書店で手にとって見てほしい。
< 目 次 >
■総力特集:ライバル
Part.1 矢吹 丈の世界
・矢吹 丈 × 力石 徹
・ライバル分析(カーロス・リベラ/ホセ・メンドーサ/丹下段平)
・ジョーは何と戦っていたのか
Part.2 熾烈な競争 対極のプロダクト
・ランボルギーニ・カウンタック × フェラーリ・512BB
・レスポール・モデル × ストラトキャスター
・VHS × ベータマックス
Part.3 背負った運命 倒すべき宿敵
・キカイダー × ハカイダー
・アムロ・レイ × シャア・アズナブル
Part.4 妥協なき信頼が生み出す奇跡の力
・巨人 × 阪神
・クイーン × エアロスミス
■連載特集 夢、あふれていた俺たちの時代【11歳・昭和51年】
・この年生まれたヒット商品
~ギャランΣ、GS400、焼きそばU.F.O. ジャッカル、ローラースルーGOGO7~
・思い出に残る音楽 ~ユーミンブレイク、志村けん人気、子供番組からのヒット~
・アントニオ猪木vsモハメド・アリ ~世紀の一戦の真実~
・『みごろ! 食べごろ! 笑いごろ!!』 ~大人気の理由~
・TOMIX 出発進行! ~新たなNゲージブランドの登場~
・セクシーアイドルへの目覚め ~アグネス・ラムとピンク・レディーの登場~
・思い出に残るCM「オレもお前も大物だ♪」 ~サントリーGOLD900のCM~
・闘うアイドルに熱狂 ~ビューティ・ペア~
・あの日の気分 ~小5も気になるロッキード事件~
■インタビュー
・タメ年のすごいヤツ「作家・佐川光晴」
・自分色に生きる「異端の東大教授・遠藤秀紀/着ぐるみミュージシャン・ギターパンダ」
・ガツンとひと言。兄貴の説教「松崎しげる」
・アイドルを追え!「川上麻衣子」
・俺たちの知らない遠い夏「兄と交わした最初で最期の敬礼」
■連載
・四方山話 ~別々の世界で生き抜く4人のタメ年コラム~
・s40モータース「インテリア狂騒曲」
・隔月刊オートバイ「ホンダV作戦」
・【新連載】誕生!昭和40年「エメロン」
・ボクらをつくったヒーロー「スーパーロボット・レッドバロン」
・東海道キン・キタ徒歩の旅「東人、ついに上洛す/草津~京 27km+α」
・昭和40年男のための健康講座「口臭撃退!」
・立川談慶の裏みつを「フェイスブックに対する一考察」
・パンチ!なミュージック「牙(タスク)/フリートウッド・マック」
・【短期集中コラム】落語家・桂きん太郎の区長への道「浪速 “bullshit” だよ人生は!!」
仮面ライダーのプロデューサーの平山亨さん(の息子さん)ですか!
同じ昭和40男でないのは残念でしたが、何か物凄く感動です。。。
「編集長! 仮面ライダー特集やるなら、やはり誕生40周年の今年中かと。」(読者の声)
感動ですよね。仮面ライダー特集かあ、やりたいですなあ。
昭和37年生まれの私でも、ド・ストライクな記事で満載。
父、平山亨が多数、特撮ヒーロー番組を輩出してきたシーンが蘇る。
是非とも、事実を曲げない記事に期待します。
なんと、平山亨先生のご子息からの投稿とはありがたや。ド・ストライクとはありがとうございます。